2023年 クリスマスに思う

カテゴリー │家族私の自立

2023年 クリスマスに思う

 28で結婚して29歳で長女を生んで、33歳でたけしが生れ、30年間、人生の中で一番幸せだった時代だと思う。本当にいろいろあってしんどいこともたくさんあったけれど、家族で過ごしたかけがいのない時間。
クリスマスやお誕生日、お正月に、ご馳走をつくり、プレゼントを買い、友人をお呼びしたり、家族がいたからもてた時間だと思う。

 今は夫は死別し、子どもは自立し、私は一人でクリスマスを過ごしている。もちろん寂しはあるけれど、これでいいのだと思う。
だって時代は変わるわけだし、いつまでも同じ時代が続くわけがない。年相応の過ごし方だと思う。

しあわせの量は人に同等に与えられていると思う。
でも人って欲が深いから、もっと幸せになりたいとか、クリスマスは誰かと過ごしたいとか、お正月は家族に囲まれていたいとか、どこかで刷り込まれたような「しあわせ」が自分にないことに悲観したりする。

 家族がいないとか、寂しい、とか。そういうの一切考えないようになった。
もちろんそれが与えられるのであれば、それはそれで幸せなのだけれど、幸か不幸か、私にはそういう時間はやってこない。
来ないものを追い求めて悲しい気持ちになるよりは、来ないならば来ないなりに、違う楽しみ方を見つければいいのだと思う。

そしてたまたま、自分の時間がたくさんできた。
それを人に会うことで埋める気持ちにもなれない。
一人でいることをかみしめて、時には寂しさも感じながら、味わうことも私の人生なんだろう。

ひとりでいる時間はいろいろなことを振り返るには本当にいい時間だし、思考をめぐらすにもいい。
書いてみたらと言われて、なかなかまとまらなかった本のこともやっと取り掛かれるかもしれない。

年末は掃除もほどほどにして、一人時間を楽しんでみようと思います。
幸せはいつでも自分でつくり出すもんだ。(気の持ちようだね)



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