レッツ代表久保田のブログ「あなたの、ありまままがいい」

晴天の駿府公園


5月5日、
朝、エイヤッと、たけしと旦那とで、静岡市の駿府公園で行われる森山開次さんの野外ダンスを見に行きました。
森山さんは昨年、ＴＵＲＮのプログラムでレッツにも来てくださって、とても創造的な２日間をご一緒しました。
野外なのにまるで舞台のようで、結構広い範囲を森山さが行き交う度に、笑いや歓声が起こる様は、とても楽しく豊かで、温かい時間でした。

実は、この後には続きがあって、静岡に住む母と合流し、2つのお墓参りに行き，母のリクエストで、駿府匠宿に行きました。（実はここは亡き父が設計した施設）

　たけしは意外におとなしく、母と旦那がご飯を食べに行っている間、いろいろなところを見学していたのだけれど、自分の思い通りのところではなかったらしく、つまり、おもちゃやぶら下がっているものや、お菓子なんてないところだったのが怒れたのか、急に近くにいた若いお母さんのカバンに襲いかっかってしまった。キーホルダーみたいなのをむんずと放さなくてしばらくバトル。しまいには道に寝ころび暴れる始末。

近くにいて見ていた子どもたちが、びっくりしてしまって、なんといっていいんだろう、恐怖なのか、好奇心なのか、じ～と直視状態。固まってしまっている。
どう考えても、子どもじゃない大人が大暴れしている姿なんて見たことないだろうし、奇異でしかないだろう。
ヤバイ！！

旦那と母が戻ってきた時に、たけしを預けて、とりあえず土産物屋のまんじゅうを買って、謝りに行った。
恐縮されるお母さんを横目に、さっきの子どもたちに向けて、口から出た言葉は「障害の人もいろいろいるからね。嫌いにならないでね」。だった。

　たけしにはたけしの理由があって、それを正直に表現しているだけなんだけど、世間的には誠に非常識。
その溝はこんな短い時間じゃ埋まらないのだけれど、びっくりしていたあの子どもたちが、「きっと彼には彼の事情があったのかもしれない・・」と考えてくれる日が来ると願うしかない。
（ただひたすら怖かっただけだったら、本当に浮かばれない。）

墓参り（したにもかかわらず）後に、父（たけしにとっては祖父）のこの場で起こった事件。
お父さん相変わらずあなたの孫はスペシャルですが、よろしく見守ってくださいよ~。