5月3日の記事

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今日と明日、SPACの、ふじのくに世界演劇祭に行こうと思う。
演劇は実は結構好き。舞台って、身体感覚があるから見ていて安心する。
しかし、なかなか見にはいけない。
いい演目は夜が多い。
たけしの番をしなければいけない身としては、なかなか、というかほとんど行けない。

今回は、元スタッフの鈴木一郎太くんたちが演出?すると聞いて、これは見に行かねけばと思っていた。
法事で取ったショートだが、行かなくて良くなった。

しかし、ここのところ、すこぶる調子の悪いたけし。
ひどい気管支炎で、ご飯がほとんど食べれず、げっそり。少し(だいぶ)痩せた。
ショートはいつもハンスト状態。なぜだか、ご飯を食べない。
この状態で一泊2日何も食べないで、夜も寝ないとなると、こっちも心配。
なので明日は夜は迎えに行くことにした。

さあ、この間に観劇して、食事をして、夜には浜松につくにはどうしたらいいか。
結果、今日は、鈴木くんの演目と、興味があった日仏交流ハイブリットワークショップの発表会を見ることとする。
そして明日は、家族で昼食をとって、昼間、母と「観」という、台湾のパフォーマンスを見ることにした。
明日、本当は18時からの唐十郎作、宮城さん演出の「2人のおんな」も見たいのだけれど。たけしのお迎えもあるから。残念・・・。

アングラ劇誕生50年らしい。
大学生の頃、あこがられて、新宿の赤テント見に行った。女の子がひとりで来るところではない気はしていた。すごく緊張してみた覚えがある。友達を誘っても、あんまり興味のある子がいなくて、無理くり男友達におごるからって、付き合ってもらったり。
たくさんは見に行けなかったけれど、あの怪しい雰囲気が好きだった。
同時に、嫌悪もあった。
ここで演じられている人のようになってはいけないとどこかで思っていたように思う。
もっとすっきりした世界で生きるんだと。
あれから30年。
すっかり、なってはいけないと思う世界で、どっぷり生きている。

イレギュラーで、何が起こるかわからなく、規則もなく、とりとめもなく、混沌としている。
そういうものに、たまらなく惹かれる。
それは若い頃から片鱗があったのだと今気がつく。

池田地区を歩きながらの演劇は、結構ガッツリ歩くメニューで、無駄話もなく、皆黙々と歩く。
1時間黙って歩くのって、意外と辛いことに気づく。
演じられたことは会話が断片的でどうしても繋がらなかった。それよりも、「空がきれいだなあ」「楠がりっぱだなあ」など、風景がとても印象に残っている。
演じるってなんだろうね。
アルスノヴァでも散歩は定番だが、また違った趣の、やっぱり演劇だった。

ワークショップは、無秩序の様でいて、実は巧妙に仕込まれているかもしれないというところが、なかなか面白いものだった。
いつの間にか観客も参加しているところ、周りを巻き込んでことが起こっていくのは、個人的にとても好きなのだと思う。
しかし、一般受けしないことが好きになってしまったものだとつくづく思う。

頭をよぎるのはアルスノヴァの面々。
もしアルスノヴァのみんながこれやったらどうするか。
たけしの石遊びも、リョウガくんのウォーキングも、ケンくんの佇まいも、パフォーマンス。
それをどうだせばいいのだろう。
どうやったら、舞台にできるのだろう。
演じることと日常の違いが曖昧なアルスノヴァ。
なんとかしたいなあ。

明日も楽しみです!







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